あなたのDOMKEカメラバックは大丈夫ですか? |
今日の夕刻の事である。 山手線駒込駅の階段で
ドン!!ガタン! ゴロゴロゴロゴロ・・・ズルスル・・・
左肩にショルダーとしてかけていたDOMKE F802レポーターバックが階段を
中身が入ったまま下まで転げ落ちた。
一瞬、何が起きたのか分からなかった。 落ちて行ったのは掛けていたはずの
バックである。ショルダー部のストラップを止めている樹脂製のリングが
突然真っ二つに破断して機材が入ったカメラバックが落下したのでした。
このF802は3/13に購入したばかりであり、酷使したわけでもない。
通常の通勤時にもカメラを入れていただけである。 購入して2週間もしない
期間で部品が突然、真っ二つとはありえないことである。
中身には2月に買ったばかりのでD7000とMB-D11、AF-S DX35mm f/1.8G
SB-700とロケ用のネットブックなどが入ったまま階段の上から下まで勢い
よく転げ落ちたのでした。 顔面蒼白となった。 撮影して納品しなければ
ならないデータが入ったままのネットブックがありもし読み出せなくなったら
と思うと物凄く嫌な汗をかいた。 D7000やカメラ機材一式はまだローンも
残っている。
おそるおそる下に下りてみるとレンズからはフードが外れて外に転がっていた
落下の衝撃がよく分かる。 カメラやノートPCは動作はするが何時動作しなく
なるのかとても不安になった。 とりあえず納品用データはUSBメモリに
コピーできた。
肩掛け用のストラップを固定している樹脂製のリングが真っ二つに破断して
いた。中身にしてはプロが使う事を想定したら通常の範囲内の積載量であり
レポーターバックとしてはあたりまえの使い方である。
どうしてこれほどまでに真っ二つに破断したのか切断面を見ると素が確認
出来た。空気穴が開いているのです。つまり樹脂を圧力成型する時に十分
な圧力がかかっていないようで樹脂断面に穴が開いていたのです。
そこから負荷がかかりクラックが入り破断になったものと思われる。
業務用を謳っているカメラバックでありながら十分な強度を確保していない
手抜き部品が使われていたのでした。 知人に電話で確認するとすでに同じ
F802でクラックが入り同様に落下し交換してもらったとの経験があるよう
でした。 F802に限らず同じ部品は多数のショルダー系カメラバックの
ストラップ吊り部分に使われており、どのカメラバックも突然、落下して
しまう可能性があります。
これはヨドバシカメラ秋葉原店の店員にも確認してもらい、これは酷いと
メーカーや代理店に改善を入れるように通告すると言っておりました。
つまり販売店も酷い部品が使われている事を確認したのです。
おそらくロットで十分な強度が確保されず突然破断してしまう不良部品が
混在している可能性が高いです。 日本総代理店の銀一はDOMKE製バック
回収、調査し樹脂製の吊り部品を金属製に交換するべきです。
すでに購入し使用している人は樹脂製の吊り部品にクラックが入っていない
か確認したほうが良いです。
3/27追記
日本総代理店の銀一にクレームを問い合わせフォームから金曜日夜に
入れましたが全く返答が無く、無視をしている様子です。
連絡先の電話番号も記入しているのに全く謝罪の電話も無いのは法人
としてどうなのかというレベルです。銀一は電話の1本も出来ない最低
法人のようです。 全く持って呆れました。 こんな状況では商品を
購入してもアフターサポートは期待できないと考えたほうがよさそう
です。