置きピンやバルブ撮影はライブビューで行う時代 |
デジタル一眼レフにライブビュー撮影機能が搭載されるようになってから主にブツ撮り
のジャンルでこの技は使ってました。 液晶モニターに写るスルー画像をルーペ機能を
使い5倍 10倍に拡大してピント合わせをMFで行います。三脚使用限定になりますが
慣れると解放付近でもバッチリ来ます。 EOS40Dの場合、拡大時にシャープネスが
掛かるので、そのまま信じ込んで合わせると後ピンになってしまいます。その為、少し
前ピン気味に合わせるのがコツです。 合わせたら1枚テストを撮影して確認します。
この機能を使い始めてから本撮影前のテスト撮影の枚数が大幅に減少しました。
TS-Eレンズのアオリ機能をライブビュー状態で行い確認するのはピントグラス上の
映像をルーペで拡大確認し撮影する 4"×5"等の大判カメラと同じような物です。
列車の走行写真はそのままライブビューで撮影するとタイムラグが出てしまうので
SETボタンでライブビューを一旦停止してファインダーを見て撮影します。
駅のバルブ撮影はミラーアップ状態なので、そのまま撮影します。またバルブ撮影を
行う時は露出イメージを表示する設定にするとシャッター速度や絞り値を動かす事で
スルー画面の明るさが連動して変化するので便利です。多少電池は消費しますが
ライブビュー機能のあるデジタル一眼レフをお持ちの方は試してみて下さい。